2020年3月22日日曜日
ホウロクシギ、ツルシギ、コチドリ等とその特徴
ハイイロチュウヒ♂の撮影をめざしてカメラをセットし朝7時から奮闘する中、隣の地区で「ホウロクシギ・ツルシギ・コチドリなどがはいっているよ」との他のバーダーさんよりわざわざ車を止めてお教えいただき、ハイチュウ撮影後の17時過ぎとなりましたが出かけてみました。
結局、当日は、ハイチュウ♂には出会うことが出来ませんでしたが、お教えいただいた鳥さんたちに出会うことが出来ました。ただ、画像的には、夕暮れ時のため光量不足気味で、絞り補正をしておりますので全体的に白っぽくなっております。
これらの鳥さんは、よく似た個体がいますので参考までにその特徴を記載しておきます。
ホウロクシギ 絶滅危惧2類 (VU)
日本で一番大きいのシギの仲間で、大きく下方に湾曲した長いくちばしをもち、ダイシャクシギとよく似てます。
その特徴としては、ホウロクシギの体下面から下尾筒は淡い褐色で、ダイシャクシギは白く背から腰が白く、ホウロクシギは淡褐色で班紋があるとのことです。
ツルシギ 絶滅危惧2類 (VU)
ツルシギに似た鳥さんでアカアシシギがいます。
その見分け方としては、ツルシギは嘴が細長く、下のくちばしの付け根の方に赤みがあり、アカアシシギは、ツルシギに比べて嘴が太くて短いとのことです。画像が小さく見にくいですが左の個体に見られます。
タシギ
タシギに似た鳥さんではコシギ(コシギは小さいジシギの総称みたいな扱いで呼ばれていますが、本投稿では個別種として例示)がいます。
その見分け方の一つとして、タシギには、外尾羽に橙褐色部が多いようですがコシギは、くさび型の尾は赤色帯がないとのことです。
コチドリ
コチドリに似た鳥さんでイカル千鳥がいます。
その見分け方としては、ゴールドのアイリングがコチドリは、はっきりしていて、首の黒い輪が太いのはコチドリでイカルチドリ細いとのことです。
以上、その違いについて触れてきましたが、対比する相手の画像がなく判りにくいと思いますがご参考にしていただければ幸いです。
参考
イソシギ
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