2021年7月12日月曜日

カイツブリの観察

 今回取り上げましたカイツブリは農業用ため池で年中見かけておりましたが、この度、6月初旬から巣作りはじめ6月17日には5個の卵を確認しておりました。
そのためこれらの卵が無事孵化することを願いつつ、親鳥の警戒心を煽ることがないようにとのことから車中からの観察を行ってまいりました。
その時の様子を断片的ではありますが掲載いたします。

6月8日
 5月30日の午後にこの場所を訪れたときは、営巣は確認できませんでしたが、この日には抱卵シーンを見ることが出来ました。

6月18日
 画像を拡大すると5個の卵が見えました。最初は白色の卵ですがだいぶ汚れが見られ、日にちが立っていることがうかがえます。
6月30日
 現地に8時前に行ってみると2羽が水浴びをしていました。孵化するのは、「7月に入ってから」と予測していましたが、それよりも早かった。最初の子の孵化シーンに立ち会えず残念!!
 卵が3個残っていました。
6月30日 18時
 なな 何と! 3羽居る 用事があり9時から18時前まで観察できず残念。
7月1日 7時
 まだ孵化していない。2個残っている。ラッキー!!
 1羽の雛がお母さん?の背中で、ごはんのおねだり。
 みんな背中(羽の下)に!!
7月1日 12時53分
 親が立ち上がった時に、1羽が孵化していることを確認。
 その後すぐに親が、孵った後の殻の片付けです。(殻出し)
 左から2番目の子が立ち上がり雛の誕生を喜んでいるような感じでした。
 残り1個の卵が見えています。
7月2日
本日も1日観察を続けましたが大きな動きはありませんでした。

 カラスや人影が見えると、抱卵中の卵に巣の周りにある葉っぱをかけ外敵から見えないようにして、雛を羽の下に入れて水の中に出かけます。
雛が顔を出しているこのシーンは水の中に避難した後、外敵も居なくなり帰巣の時のものです。
7月3日 
 8時21分 親が立ち上がった時、右足のところに孵化したばかりの雛を確認。やった~ 5羽すべて孵化に成功しました。
 雛たちのお父さん お母さんです。雛たちを羽の下に入れるための交代シーンです。
 右から2番目が1時間もたたない孵化したばかり雛で、お兄ちゃん お姉ちゃんとなかなか識別できないくらいですね。
 おんぶシーン
 背中にいてご飯をもらっています。上膳据膳ですね。(笑)
 背中でらくちん
 8時59分
 親子ファミリー写真です。みんないい顔しています。雛さんたちも早く大きくなってまた、ここに帰ってきてね。


サシバ

 1月末に脊柱圧迫骨折をして以来4月15日まで撮影活動を休止しておりましたが、なんとか思い機材をもって動けるようになりましたので、サシバの撮影に行ってきました。