2019年10月30日水曜日

オシドリ

10月29日は、カワセミ君のポイントに出かけようと思い早朝5時起床。
なな なんと 残念なことに曇りの予報に反し☂。早速、この地域のピンポイント天気予報をみてみると、お昼前くらいから曇りのち晴れということでカワセミ君の出現ポイントはあきらめて、「オシドリが飛来している」との情報を得ていましたのでそのポイントに、変更し出かけました。その場所には、オシドリさんがいましが、警戒心が非常に強く近くに行こうとするとすぐに視界から消えてしまい、しばらく待って遠くからかつ短時間の撮影となりました。そのためあまり良い画像ではありませんが投稿いたします。
オシドリ
オスはメスより大きく頭は横からはさんだように扁平で、派手な冠羽など美しい色彩の羽毛を持っています。オスは、色彩の地味なメスと一緒にツガイでいることが多くオシドリ夫婦の名の由来となっています。全国に分布、繁殖し森林に囲まれた山の湖や池、木の陰の水面を好むので、あまり他のカモとなじまず、オシドリだけの群れをつくります。あでやかなオスたちと、目のまわりが白い、地味なメスたちが、池にゆったり浮かんでいる姿を楽しむことは、バードウォッチングのだいご味といえるでしょう。本当は、オシドリは毎年ツガイを変えるようです。他のカモとちがい、木の洞(ほら)に巣をつくります。
オシドリは、一般的には漂鳥ですが、冬になると海外から渡来してくることも確認されています。
昔、ひとりの猟師がオスのカモを取り、鍋にして食べました。次の日、カモのメスが戸口で死んでいたので、きのうのオスのつれ合いだろうと、これも食べてしまいました。その夜、メスガモの亡霊が出てきたので、猟師の女房が神様に祈ると「カモの夫婦は、どちらかが死ぬと、残ったほうも生きてはいない、きずなの強いものなのだ」というお告げです。かわいそうなことをした・・・と、猟師と女房は身を沈め、そしてオシドリ夫婦になったそうです。新潟の民話です。
/放れ鴛(おし) ひとすねすねて 眠りけり 一茶/
(出典 サントリーの愛鳥活動 日本の鳥百科)









2019年10月29日火曜日

カワセミ君の飛翔

カワセミ君の飛翔するシーンです。
今年の8月に撮影していたものですが、ハードディスクの中に埋もれていたものを発掘しましので投稿させていただきます。
この画像のカワセミはオスですが、その見分け方は次のとおりです。
メスの下のクチバシが黄色い
オスは上下とも黒い
そのため、本表題は、「カワセミ君」といたしました。










2019年10月28日月曜日

カンワラビとアキアカネ

お散歩途中のあぜ道の斜面にカンワラビが生育していました。
カンワラビは、山地の半日陰に生える小型のシダの仲間です。10月〜11月頃、葉の間から茎が伸び金色の胞子のうが綺麗です。正月の縁起物としても使われ、6〜7月には休眠しますが、そのほかの季節はシダ特有の葉の個性が楽しめるので盆栽や庭の添物として良く植えられています。


その向こうでは、アキアカネがとんでいました。

2019年10月26日土曜日

クマタカとハイタカ

ピンボケ写真ばかりで、お恥ずかしいですが10月26日に出会えた鳥の備忘録として投稿いたしました。

クマタカ
クマタカは、森林性の大型の猛禽類で、イヌワシとともに日本の森林生態系の頂点に位置する生物である。日本は森林の国であるため、森の中でくらすクマタカは日本を代表する猛禽類といえる。クマタカは絶滅のおそれのある野生動物として、環境庁のレッドデータ・ブックでは絶滅危惧種とされ、種の保存法により希少野生動植物種に指定されている。また、世界的に見ても、分布域の狭い希少な種である。
広島クマタカ生態研究会・代表 飯田 知彦氏 「クマタカ ~そのくらしと現状~」から一部抜粋


ハイタカ
日本では、北海道と本州の山地の林で繁殖し、秋冬には低山地、平地の林でも見られ、餌の多くは小鳥類で、生垣や薮に逃げ込んだ小鳥を、長い足を伸ばして捕らえる姿をよく見ることができます。羽ばたいては滑空、羽ばたいては滑空を繰り返して飛行します。(サントリーの愛鳥活動 日本の鳥百科より一部抜粋)





ハイタカは、稲の田でジョウビタキがエサ取りをしているところを狙って舞い降りましたが、残念ながらその瞬間撮影できず、帰巣するところを何とか画像にできました。


2019年10月25日金曜日

朝露と!!



いつものお散歩コースのあぜ道で23日の早朝に朝露に濡れたノコンギクとツユムシの仲間の昆虫が露をかぶりアザミの花にとまっていました。左下の画像は、ベニシジミで絞りを少し絞ってみました。ファインダーを通してみるといろんな世界がありますね。

クダマキモドキ♂とアザミ


シュウメイギク




ベニシジミ


2019年10月24日木曜日

アケボノソウとタコノアシ

岡山県自然保護センターで自生するアケボノソウとタコノアシです。
アケボノソウはその花にシマハナアブがやってきて飛び回っていましたので画像にしてみました。
アケボノソウの由来は、わずかにクリーム色がかった白い花冠を夜明けの空に、暗紫色の細点や、やや緑がかった黄色の点を星々に見立てたと言われています。





タコノアシという面白い名前は、吸盤のように見える花を付けた花穂が、蛸の足のよう見えることからといわれています。湿地に生育するが、環境が減ったことで、絶滅の危険が増大しているという、絶滅危惧II類にリストアップされている希少品種です。








2019年10月22日火曜日

タンチョウ

先日、岡山県自然保護センターに出かけましたが、幸いにもタンチョウの放鳥を見ることが出来ました。
タンチョウは、その美しさから、日本や中国では古来深く親しまれてきた鳥で、タンチョウを含む鶴は、特に日本では折鶴、千円紙幣、昔話(鶴の恩返し)などで多く取り上げられてきています。一般的には単に「ツル」と言えばこの事を指し、「タンチョウヅル」とも呼ばれいます。
以下は、岡山県自然保護センターのホームページに記載の物を引用させていただいております。
タンチョウは世界的に大変希少な種で、自然界での生息数は、現在、日本では北海道に約1,000羽、中国とロシアにまたがるアムール川流域周辺に生息している数を合わせても世界中で2,500~3,000羽ほどといわれています。
江戸時代までは日本各地に見られ、岡山県にも渡来した記録が残っていますが、明治以降は、銃による乱獲と開発に伴う湿原の減少で、またたく間に減少し、一時は絶滅したと思われていました。
1924年(大正13年)に北海道で十数羽が再発見され、1935年に天然記念物、1952年に特別天然記念物に指定され、その後トウモロコシによる冬の給餌に成功したことで増加に転じ、今では北海道釧路地方を中心に1,000羽まで増えました。」
同センターによるタンチョウの保護・増殖への取り組みにより、多くの個体が将来にわたり増加し、日本の空で美しく飛翔する姿が見られることを切に願っています。







サシバ

 1月末に脊柱圧迫骨折をして以来4月15日まで撮影活動を休止しておりましたが、なんとか思い機材をもって動けるようになりましたので、サシバの撮影に行ってきました。