アケボノソウはその花にシマハナアブがやってきて飛び回っていましたので画像にしてみました。
アケボノソウの由来は、わずかにクリーム色がかった白い花冠を夜明けの空に、暗紫色の細点や、やや緑がかった黄色の点を星々に見立てたと言われています。
タコノアシという面白い名前は、吸盤のように見える花を付けた花穂が、蛸の足のよう見えることからといわれています。湿地に生育するが、環境が減ったことで、絶滅の危険が増大しているという、絶滅危惧II類にリストアップされている希少品種です。
日本では冬に大陸から多くの個体が飛来し、葦原などに生息し越冬しますが、葦原は経済価値が低い土地とされ、何らかの開発の対象となることが多く棲み処が失われる脅威に晒されています。環境省のレッドリストでチュウヒは絶滅危惧IB 類(EN)に分類されています。