近くにあるカタクリの自生地では、カタクリの花が見ごろを迎えています。春の妖精といわれているそのカタクリ、「初恋」という花言葉があるようですがこの花言葉は、下向きに花を咲かせる姿が、恥じらって自分の気持ちをうまく伝えられない恋心を抱く乙女を想像させることに由来していとのことです。
カタクリの花と近くの場所にはホソバナコバイモが咲いていました。この花は、Nature Log 植物記によりますと次のように解説されております。『本州(岡山県・広島県・山口県)と九州に分布するユリ科バイモ属の多年草。里山や低山の林縁などに生える。漢字では「細花小貝母」で中国地方でも岡山県には本種とともにミノコバイモが分布するが島根県にはイズモコバイモが分布する。過去には京都府内で採集された記録もあるようだが、その後、絶滅したらしい。』こちらの自生地が東限ともお聞きしておりますが、もう少し東にも自生地があるかもしれません。
春蘭は、今から数十年ほど前の子供のころには今住んでいる地域の山を歩けば、至る所で春蘭の株を目にすることが出来ていましたが、今では、ほとんど見かけることはありませんがカタクリの自生地近くの山の斜面には、その清楚な姿をみることができました。
サシバ
1月末に脊柱圧迫骨折をして以来4月15日まで撮影活動を休止しておりましたが、なんとか思い機材をもって動けるようになりましたので、サシバの撮影に行ってきました。
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全長89cm(オス)、102cm(メス)で翼を広げると240cmにもなります。極東地域だけに分布する貴重なワシで、カラフト北部やオホーツク海沿岸地方、カムチャッカで繁殖し、日本には冬鳥として南下してきます。おどろくほど翼の厚味や巾がひろく、日本では最大のワシです。 本州で見られ...
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大珍鳥であるマキバタヒバリがやってきているとの情報を得ましたので出かけてみました。 現地に到着すると広島、徳島をはじめとして、十数台の車が数珠つなぎに止められ、車内からパシャパシャと多くのバーダーさんが撮影されていました。 日本野鳥の会筑豊支部 波多野氏によりますと、このマ...
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国内型は個体による色彩の変異が大きい。胸は灰白色で、茶褐色の縦斑がある場合とほとんど無い場合がある。体上面も茶褐色で、淡色の羽縁がある。足は黄色。嘴は黒く、ろう膜は黄色い。虹彩は黄色いが淡褐色のものもいる。尾羽の横帯は雌に比べると明瞭。腰は白く幅広い。大陸型と呼ばれるものは頭、首...