2020年5月14日木曜日
フクロウの親と雛
私の敬愛なる鳥撮りの先生から「フクロウの雛がかえって、その姿が見えるよ」との連絡をいただき早速そのポイントに出かけてみました。
夜行性であるため人目に触れる機会は少ないとの思いから初日は夕刻に、カメラのISOを10万にしてやっと撮影するも荒れ放題で証拠写真程度。
翌日、夜が明けるとともに再度、その場所に。う~ん いくら探しても見当たらない。体が、木の幹や新緑の葉っぱに同化していたため見つけるのに一苦労。
やっとのことで見つけることが出来、画像化することが出来ました。
そのフクロウ、木の枝で待ち伏せて音もなく飛び、獲物に飛び掛かることから「森の忍者」と称されています。
また、首は180度回転し、体は前に向いたまま真後ろを見ることが可能でイソップ 物語では「先見の明を持つ賢い鳥」とされ、日本では,
福籠(福を籠にたくさん詰め込む)
福老(豊かに年をとる、不老長寿のお守り)
幅楼(遠くを見通す幅広の物見やぐら)
などの漢字を当てられており、そこからも縁起のよさをくみ取ることが出来ます。
チュウヒ
日本では冬に大陸から多くの個体が飛来し、葦原などに生息し越冬しますが、葦原は経済価値が低い土地とされ、何らかの開発の対象となることが多く棲み処が失われる脅威に晒されています。環境省のレッドリストでチュウヒは絶滅危惧IB 類(EN)に分類されています。
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全長89cm(オス)、102cm(メス)で翼を広げると240cmにもなります。極東地域だけに分布する貴重なワシで、カラフト北部やオホーツク海沿岸地方、カムチャッカで繁殖し、日本には冬鳥として南下してきます。おどろくほど翼の厚味や巾がひろく、日本では最大のワシです。 本州で見られ...
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フクロウの巣立ちを観察することができました。19時12分ごろから始まりましたのであたりも暗くなり撮影には苦労しましたが、スローシャッタースピードにすることや明るいレンズを使用することにより何とか撮影できました。