ノビタキさんは、日本では夏鳥として本州中部以北に渡来し繁殖しますが、こちらでは春秋の渡りの時期に見られます。今回の撮影は秋の渡りの時期のもので、河川敷や農耕地でよく見られます。
2020年10月27日火曜日
2020年10月22日木曜日
ムギマキ
投稿いたしました鳥さんは「ムギマキ」で、稲刈りを終え裏作として麦の作付けのための麦の種を撒くころにやってくることから、名付けられたといわれております。主に中国南部からマレー半島、フィリピン、ボルネオ島北部、インドネシアに生息していると言われており、日本には、春は5月から6月、秋は10月から11月頃に見られることが多いそうです。キビタキによく似ていますね。
2020年10月15日木曜日
アサギマダラとフジバカマ
アサギマダラは、画像の様に美しい文様の翅を持つ大型の蝶で、遠くは日本から南西諸島や台湾まで飛翔するようです。幼虫の食草は、キジョラン、イケマなど、ガガイモ科の植物で幼虫も成虫も体内に食草由来のアルカロイド系毒物質をもつため、鳥たちから身を守ることが出来るようです。
一方、フジバカマは、秋の七草のひとつで、日本書紀や万葉集、源氏物語にも登場し、古くから日本人に愛されてきました。かつては本州以南の山野で広く自生していましたが、近年は減少しており、絶滅寸前種に指定されている地域もあります。
2020年10月11日日曜日
ミサゴと落ち鮎他
このシーズンに鮎(アユ)は産卵のために川を下ります。大きいものは30cmくらいになりそれをねらたミサゴさんが飛び込むシーンがよくみられます。幸運にもその時の様子を画像にすることが出来ましたので掲載いたします。
2020年10月8日木曜日
山里のヤマガラ
我が家の庭の蹲(つくばい)で水浴びをしたり近くの電線に止まってくれています。
とても可愛いですね。
このヤマガラさんは、近くのシキミの実をせっせと咥え自分の巣に運んだり、電柱の上で実を砕いて種を食するシーンもありました。
シキミは、実や葉など植物体に猛毒がありヤマガラとヒメネズミだけがシキミの実の毒に対して耐性があるそうです。ヤマガラさんにとっては好物なのでしょうね。
次の記述は、2019年11月10日に掲載したものと同じです。
ヤマガラ
現在は鳥獣保護法で禁止されていますが、ひと昔前までは野鳥を捕獲し飼育することはよく行われていました。そのころはヤマガラはペットとしても人気があり、平安時代にも飼育されていた記録が残されています。ただ飼うだけでなく様ざまな芸を仕込み、お祭りなどではお神籤の束から一つ持ってくる「おみくじ引き」や、小さな鐘を突く「鐘つき」、カルタを1枚取ってくる「かるたとり」、輪をくぐる「輪ぬけ」など様ざまな技を披露していたのだそうです。
(niture land nose 野鳥観察 ヤマガラより一部抜粋)
シマエナガ他
2月17日から20日まで流氷に群がるオオワシとオジロワシの撮影目的で羅臼に行ってきました。残念ながら流氷は昨年よりも2週間ほど知床半島を南下し羅臼側にやってくるのが遅れ羅臼港周辺での撮影となりイメージしていた目的を達成することができませんでした。 その分、オオワシ、オジロワシの...

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